X-Plane11のボーイング747-800を使用し、自動操縦で目的地まで飛ぶ方法を解説します。
具体的には、FMS(飛行管理装置 / Flight Management System)にルートファイルを取り込むだけという、初心者向けの簡単な方法です。
デフォルト機 B737-800の場合
ルートファイルをダウンロードする
まずはルートファイルをダウンロードします。
ルートファイルは色々なサイトで入手可能ですが、今回は以下のサイトを利用します。
SearchのDeparture(出発空港)とArrival(到着空港)にICAO空港コードを入力します。
今回はイタリアのローマ・チャンピーノ空港(LIRA)からギリシャのアテネ国際空港(LGAV)まで飛びます。
検索結果からルートファイルを見つけたら、ダウンロードします。
ファイルをFMS plansフォルダに入れる
ダウンロードした「LIRA-LGAV.fms」ファイルを「FMS plans」フォルダに移します。
F:/SteamLibrary/steamapps/common/X-Plane 11/Output/FMS plans
X-Plane11をインストールしているハードディスク内のフォルダです。
FMSのルートメニューを押す
FMSに「NAV DATA OUT OF DATE」と表示されている場合は、FMS右下のクリア(CLR)を押して表示を消去します。
そして右上のROUTE MENUを選択します。
ルートメニュー画面
CO ROUTE LISTを選択します。
ルートリスト画面
さきほどダウンロードしたルートファイル「LIRA-LGAV」が表示されているので、これを選択します。
ナビゲーションディスプレイを確認する
ナビゲーションディスプレイ(ND)に目的地までのルートとウェイポイントが表示されたことを確認します。
LNAVを押す
離陸後にオートパイロットのスイッチ(CMD)を押し、続けてLNAVを押します。
すると機体はルートに沿って自動的に目的地まで飛びます。
距離によっては長時間の長旅になりますが、Alt+Tキーでグラウンドスピードを早めることが可能です。
タイムスキップはCtrl+Tキーですが、Alt+Tキーの方がマシンパワーを必要とせずおすすめです。
ZIBO B737-800X Modの場合
ここからはMod「ZIBO B737-800X」で飛ぶ場合の方法を解説します。
ファイル名を簡略化する
さきほどダウンロードしたルートファイルをそのまま利用することも可能ですが、ファイル名が長く入力が面倒なため簡略化させたいと思います。
今回はわかりやすくファイル名を「ABC.fms」に変更しました。
ファイルの場所はFMS plansフォルダ内です。
F:/SteamLibrary/steamapps/common/X-Plane 11/Output/FMS plans
メニュー画面
RTEを押します。
ルート画面
ルート画面が表示されました。
今回のルートファイル名である「ABC」と入力し、CO ROUTEを選択します。
アクティベートボタンで作動させる
CO ROUTEにABCが入力されたら、ACTIVATEを選択します。
エクスキュートボタンで実行する
最後にEXEC(実行ボタン)を押します。
ナビゲーションディスプレイを確認する
ナビゲーションディスプレイ(ND)に目的地までのルートが表示されたことを確認します。
あとはオートパイロットのLNAVを押して完了です。
余談ですが、ZIBO B737-800Xはタキシング時にラダー操作で曲がろうとすると前輪が7度しか回転しないため、ステアリング用のコントローラーを設定する必要があります。
そこで私はジョイスティックのラダー設定をNosewheel tillerに変更して使用しています。
おかげでヨーが使えませんが、今のところ支障なくプレイしています。
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