カーバル・スペース・プログラムをプレイして660時間を超えました。
そこで、これからプレイする方へ「知っておくと便利な情報」をご紹介したいと思います。
詳しい操作方法と基礎知識は、ゲーム画面の右上にある「青いロケットマークのアイコン」をクリックして参照してください。
物体を回収する方法
カービン(地球)の低周回軌道上に謎の物体が浮遊しているので、これを回収したいと思います。
このミッション達成に必要なスキルを習得すれば、他のミッションも楽になるはずです。
先ずは適当なロケットを建設します。
今回は先端に物体を掴む「クロー」がある三段式ロケットにしました。
このミッションはΔVが5000m/sあれば何とかなります。(ΔVについてはゲーム内の参考書をご覧ください。)
発射台に移動して発射!
カーバル達は不要な任務ですが、今回は特別に三人を宇宙旅行へ連れて行きます。
発射したらできるだけ早いうちにロケットを徐々に傾けて東(方位90)に向かって飛びます。
いきなり傾けすぎると空気抵抗によって横転しやすので慎重に操作します。
高度70,000mで大気圏を抜けます。
これより高高度でマニューバノードを設定し、カービンの周回軌道に入ります。
周回軌道に入るにはロケットを加速します。
大気圏を脱したらソーラーパネルを安全に展開できます。
ソーラーパネル等で電力を得られないまま作業していると電力不足で動けなくなる場合があるので注意。
これに気づかずタイムスキップで一瞬にして電力を失うのは良くあるミスです。
Mキーでマップビューにしてターゲットを右クリックして「ターゲットに設定」をクリックします。
自分とターゲットの軌道を合わせるために、二つの軌道が交わる点にマニューバノードを設定して交点を0.0にします。
更にマニューバノードを設定してターゲットに接近します。
それにはロケットを加速させて軌道を大きくします。
オレンジまたは赤の印が一致するように、マニューバノードを操作して交差位置を合わせます。
宇宙空間で対象に接近する方法
ターゲットに近づいたら黄色の四角いマークで確認できます。
このマークが表示されない場合はF4キーを押してください。
速度計をクリックして「ターゲット相対速度」に変更します。
現在はロケットがターゲットに向かって19.5m/sの速度で接近しているので、ターゲットに接近したらロケットの進行方向に向かってエンジンを噴射しブレーキを掛けます。
ターゲットとの相対速度がゼロになったら、ロケットを反転して頭をターゲットに向けます。
そしてゆっくりターゲットに接近します。
速度は5~10m/sぐらいにして、時間が掛かるようならタイムスキップで調整すると良いかもしれません。
この作業はRCSを使用した方が微妙な速度変更が可能になりますが、慣れるとロケットエンジンだけでも操作可能です。
姿勢指示器を見ると、進行方向を示す黄色いマークと、ターゲットを示すピンクのマークが確認できます。
エンジンを噴射するとロケットが向いている方向に向かって黄色のマークが移動するのが分かります。
この黄色のマークとピンクのマークが重なるようにロケットの向きとエンジン出力を調整してください。
この二つが重なっている状態がロケットがターゲットに向かっていることを示しています。
これがこのゲームの肝と言って良いのではないでしょうか。最初のうちはこれに慣れるまで苦労しましたが、方法を覚えたら接近が楽な作業になりました。
ターゲットと最接近状態になったらRCSで速度調整します。
ここでロケットエンジンを噴射して減速すると、ターゲットを吹き飛ばしてしまいます。
無事ドッキングに成功。
宇宙遊泳して外部から確認しました。
ターゲットを掴んだままカービンに帰還します。
帰還するにはエンジンを進行方向に向かって噴射して減速します。
帰還軌道に達したので、エンジンを切り離して大気圏突入のためのヒートシールドを展開します。
切り離したエンジンはこちらより空気抵抗が小さいので遠ざかっていきます。
切り離したパーツと速度差が無い場合は衝突の危険があるので要注意。
同軌道で追突の危険がある場合はロケットを90度回転させて横方向に切り離した方が安全です。
大気圏突入。
6個のパラシュートを射出。
パラシュートが展開したらヒートシールドが反転しました。
回収したパーツから落水するのはリスクがありますが、速度が5.7m/sと遅いので大丈夫でしょう。
着水。
何とか破損することなく無事でした。
高度計の上にマウスのカーソルを移動させて「機体を回収する」をクリックし終了です。
サイエンスポイントの稼ぎ方
サイエンスポイントは様々な方法で獲得できますが、中でも移動実験室がおすすめです。
移動実験室を入手したら科学者を乗せて複数の宇宙ステーションを異なる星に周回させ、ステータスを「実験中」にしたらタイムスキップでポイントを稼ぎます。
ムンやミンマスの周回軌道上や地上に移動実験室を置くために、バンバン打ち上げましょう。
データを送信するためのアンテナやバッテリーもお忘れなく。
中継衛星を複数用意する
ロケットにパイロットが同乗していない場合、電波の届かない場所ではコントロール不能になります。
それを防ぐために中継アンテナが備わった人工衛星を複数配置することをおすすめします。
それぞれの星の周りに中継アンテナがあれば、宇宙で漂流する心配がなくなります。
衛星は小さくても良いので、他のミッションでの移動中に衛星を切り離して周回させると良いでしょう。
ムンは重力に注意
カービンから最も近い星ということで最初に目指すことが多いのですが、意外と重力が大きいので注意が必要です。大気が無いため着陸時にパラシュートを使用できず、ロケットエンジンの燃料消費が大きくなりがちです。
最初にムンに降り立ったとき、ロケットが倒れて帰還できなくなったためレスキュー隊を送りました。
しかしそのレスキュー隊も帰還不能になり、更にレスキュー隊を追加するという苦労に見舞われました。
初心者は先にミンマスを目指した方が良い気もします。
ミンマスはガソリンスタンドとして利用
ミンマスは重力が小さく、簡単に着陸しやすくて離れやすい星です。
地球の重力圏を脱出する際の中継地としても便利なので、私はドリルを搭載したローバーを平野に置いてロケット用ガソリンスタンドとして利用しています。
ロケットをミンマスに着陸させてローバーをドッキングし、地下から採掘した鉱石を燃料に変換して給油します。
脱出困難なイブ
大気圏が高度90,000mという厚い大気に覆われて重力も大きいイブは脱出が難しい星です。
何度も失敗した場所なので個人的にトラウマの星です。初心者の方は要注意。
パラシュートは多めに用意した方が良いでしょう。
ちなみに画像のロケットにはイブを脱出できる能力はありません。イブの地上基地となっています。
ギリーにローバーは適さない
イブを周回する小惑星ギリーは、最も重力が小さい星です。
ローバーを配置したのですが、重力が小さすぎて殆ど走行不能でした。
前進しようとするとウイリーして浮き上がってしまうので前輪駆動にするも、今度は後ろが浮き上がったりと苦労の連続。
宇宙ステーションがそのまま着陸できるような星です。
地表は凸凹して斜面が多いので、倒れやすい背の高いロケットで着陸する際は要注意です。
ドゥナはエアロブレーキが活躍
大気圏高度50,000mのドゥナは着陸しやすい星です。
平地は多くありませんが、翼とエアロブレーキがあれば減速してくれるので燃料消費は少な目で着陸可能です。
ただし、あまり高速で大気圏に突入すると減速が足りずに地面に激突しやすいので、突入速度に注意。
離陸する際は、近くの斜面をジャンプ台として利用し助走無しで離陸できます。
ドリルを搭載したSSTO(単段式宇宙輸送機)を作ってミンマスで給油しつつ、カービンとドゥナの間を往復することが可能でした。
資金を増やす方法
資金に困ったら運営本部で資金調達したり旅行や人工衛星を受注して稼ぐ方法もあります。
ですが、「チートでも良いからお金が欲しい」という場合は、「Alt+Ctrl+F12」でチートメニューを表示させると資金を好きなだけ増やすことが可能です。
次回へ続く・・・?
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